手が動かしづらく、磨き残しができてしまう 対策はある?-2-

◎歯周病の方に最適! 電動歯ブラシの選び方
 
 
 電動歯ブラシの主流は音波歯ブラシと超音波歯ブラシで、音波や超音波による1分間に何万回もの高速振動で歯の汚れを落とします。手ではできない複雑な動きで汚れを落とすので、短時間で歯がつるつるになります。
 
 
 電動歯ブラシを使う時は、手動ブラシの時のように自分で小刻みに動かす必要はありません。歯に軽く当て、少しずつ手を移動していくだけでくまなく磨いてくれます。
 
 
 振幅モードがあったり、ブラシの毛先が軟らかいタイプ、振動のストロークが細かいタイプは、歯茎に優しいので歯周病で歯周組織にダメージがある方にも適しています。強く押しつけるのはよくないため、押しつけ防止機能ついているタイプを選ぶのも一つの方法です。
 
 
 電動歯ブラシを使っても歯と歯の間の汚れを落とすのは難しいので、すき間用のワンタフトブラシがついているものを選ぶか、歯間ブラシを使うのがおすすめ。手動の歯ブラシ同様に、定期的にブラシ交換をすることも大切です。
 
 
 高齢者の方の複雑な口腔内に合わせて設計された歯ブラシもあります。歯ブラシは鉛筆を持つように握るのが理想ですが、高齢者の多くは棒を握るような持ち方をされている方が多いようです。そのような持ち方でもでも磨きやすいように設計された歯ブラシもあります。
 
 
 ほかにも、種類の異なる毛質からなるブラシや波型の凸凹がついた太く握りやすいグリップが特徴のものもありますので、詳しくは歯科医院で相談してみるといいでしょう。
 
 

hatto124音波歯ブラシ
ヘッド部分から音波の振動が発生し、歯垢を取りやすくしたり、細菌にダメージを与え汚れを落としたりします。
 
 
hatto125普通の歯ブラシ
 
 
hatto126高齢者用の歯ブラシ
持ち手が太く波型で握りやすく、ヘッドの毛にも種類がある。
 
 
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