◎おやつは「甘いお菓子」や「スナック菓子」というのは間違いです
本来、「おやつ(間食)」とは「おかし」ではなく、三度の食事で足りなかったエネルギーを補う「食事」のことです。そのため、例えば、お芋や野菜たっぷりのサンドイッチ、牛乳といった体に必要な栄養素がとれるものを与えるようにしたいものです。
しかしそうはいっても、おやつは子どもたちにとって三度の食事とは異なった喜びや楽しさを感じられるもの。また、大人にとっても、会話を弾ませる手段になったり、ストレスを緩和させてくれたりします。このおやつに何を選ぶかが、虫歯予防の第一歩になるのですが、これを手助けしてくれるお菓子には、「歯に信頼」マークというものがついています。日本トゥースフレンドリー協会では「食べてから30分以内に歯垢のpHを 5・7 より下に低下させないもの」、つまり食べても虫歯になる危険ゾーンにならないお菓子を認定し、「歯に信頼」マークを与えています。
原材料の一部の効果をうたうのではなく、最終製品として Toothfriendly Sweets International 指定機関での 厳しい試験を通過したお菓子にだけにこのマークがつけられているため、「歯に信頼」マークのついたお菓子は、子どもから大人まで、虫歯のことを気にせず安心して楽しめるお菓子なのです。
「歯に信頼」マークは、世界60数カ国で歯に優しいお菓子に付けられている国際的なマークです。