◎永久歯への生え変わり時期こそ、仕上げ磨きが重要
仕上げ磨きは、お子さんが小学校へあがった後も、素直にやらせてくれる限りは続けるのが理想的です。乳歯から永久歯の生え変わり時期にもあたるこの頃は、ぐらぐらする乳歯と永久歯が混在するために特に歯磨きが難しく、しかも生えたての未成熟な永久歯には、虫歯になりやすいという特性があります。せめて8~9歳までは親の手で仕上げ磨きをしてあげてほしいものです。寝かせ磨きを嫌がるなら、子どもを立たせ、口の中をのぞき込むような形で磨いてもいいでしょう。
さらに定期的に歯科医院で磨き残しのチェックを受け、フッ素塗布やシーラントといった予防処置を行えば、言うことなしですね。