マイナス1歳から始める マタニティ歯科ってなぁに? -3-

◎歯周病を予防して安全に出産の日を迎えよう
 
 
 妊娠するとホルモンバランスの変化から体にさまざまな変化が現れます。お口の中も例外ではなく、妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが盛んに分泌されることにより、虫歯や歯周病のリスクが急速に高まります。予防のために毎食後の歯磨きは欠かせませんが、妊娠初期はつわりがひどいために、歯磨きどころではないという方も多いもの。ホルモンバランスの崩れから、歯茎に良性のこぶ(「妊娠性エプリース」といいます)ができることもあります。そうなると、痛みでいっそう歯磨きがしづらくなり、歯周病や虫歯を助長する悪循環に陥ってしまいます。
 
 
 妊婦の皆さんには出産の日を安全に、そして安心して迎えていただくためにも、スケーリング、SRP(歯垢・歯石の除去)、PMTC(プロによる歯のクリーニング)といった歯科衛生士による歯と歯茎のスペシャルケアや、口腔衛生指導を受けていただきたいと思います。また管理栄養士の栄養指導もぜひ、受けていただきたいですね。
 
 

歯も大切にしなきゃね!!

hatto023
 
 
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