インプラント？　入れ歯？ どっちがいいの？　-1-

◎まるで自分の歯みたいなインプラント
 
 
　歯を失ってしまった場合、かつては入れ歯を入れるのが一般的でしたが、最近はインプラントという選択肢も現れました。歯科医からインプラントをすすめられ、悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
 
 
　インプラントは、顎の骨に歯の根の代わりとなるチタン（金属の一種）のインプラント（人工歯根）を埋め込み、その上に人工歯をつけるものです。骨にインプラントがしっかり結合するので、自分の歯のような感覚で噛むことができますし、見た目も自分の歯と変わりません。ブリッジにする場合は失った歯の両脇の歯を削らなければなりませんが、インプラントは大切な自分の歯を削る必要もありません。
 
 
　しかし、インプラントにも欠点はあります。インプラントが顎に結合するまである程度の期間が必要であることから、治療期間が長くかかることや、治療費が高額であること、外科手術が必要となることなどです。