歯の寿命はお手入れ・治療次第?
しかし、平均現在歯数をみると、60~64歳は21・3本で、親知らずを含め約10本失っています。65~69歳になるとさらに3本減り、70~74歳では現在歯数は15・2本となります。年をとるごとに、どんどん歯を失っているのも現実なのです。
歯を失う原因で最も多いのは、歯周病、次に虫歯です。一度虫歯になると、同じところに虫歯ができやすくなります。虫歯が進んで神経を取ってしまうと、かつて考えられていたように脆くはならないことがわかっていますが、それでも歯根破折などで抜歯につながることも。自分の歯を多く残すには、虫歯や歯周病にならず健康な状態を保つのが理想的です。
◆症状のあるときだけ受診 ■歯磨き指導を受診 ●定期健診を受診