口内炎よくできませんか？　-1-

◎お口の中をきれいにして口内炎予防
 
 
　ちょっと疲れ気味の時、お口の中の粘膜に違和感を感じたかと思うと、いつのまにか口内炎になっていて何かを食べると痛みが走る…そんな体験をした人は少なくないことと思います。
 
 
　口内炎は歯茎や頬の内側などお口の中にできる炎症です。最も一般的なのが、赤い縁のある白くて丸い炎症ができるアフタ性口内炎。原因は不明ですが、ストレスや疲れ、睡眠不足などで免疫力が低下していたり、ビタミン不足などと考えられています。
 
 
　自分でお口の中を噛んでしまったり、歯列矯正装置が当たることでできるのがカタル性口内炎で、赤い炎症となります。このほかヘルペスウイルスなどでできた水疱が破れて炎症となるウイルス性口内炎、真菌の一つ、カンジダ菌の増殖が原因でできる口腔カンジダ症などがあります。
 
 
　口内炎を予防するためには、まず、お口の中を清潔に保つこと。食後には歯磨きを行い、ガムを噛むなどで唾液の分泌を盛んにして、お口の中の細菌の増殖で口内炎ができることを防ぎます。虫歯や歯周病対策の基本と同じですね。