◎子どもや若い世代も注意したい歯肉炎
歯周病や歯槽膿漏というと、大人、特に中高年の病気のイメージですが、歯肉炎は子どもや若い世代に起きる場合も少なくありません。
プラークの中には、普段から細菌が潜んでいます。しっかり歯磨きをして清潔にしていれば問題はありませんが、子どもは歯磨きが上手ではなかったり、歯の生え替わりの時期で磨きにくいところがあったりすることから、不衛生な状態となって歯肉炎になることがあるのです。
子どもや若い世代は歯肉炎になってもすぐに歯周病に進行していくケースは少ないですが、永久歯列になった時に、歯周病に移行することも考えられますので、放置しておいてはいけません。歯肉炎の段階であれば、正しい歯磨きを行うことで回復します。ひどくなる前に口内環境をよくして、歯周病に進まないようにすることが大切です。