◎定期的な歯科検診で早期発見・早期治療
最近は、歯科医院は「歯の治療に行く」という場所から、歯の治療をしなくて済むよう、虫歯・歯周病から歯を守るために行く「予防歯科」という考え方が広がってきました。虫歯や歯周病は初期の段階では自覚症状がないため、特に痛みなどがなくても歯の状態がいいか、家でのお手入れができているかなどを定期的なチェックを行い、メンテナンスして、一生自分の歯で食べられることを目指すものです。仮に治療が必要となっても、定期検診によって早期発見・早期治療できれば、歯のダメージも、治療にかかる費用も少なくて済ませることができます。
では、どれくらいの頻度で検診を受ければいいのでしょうか。
虫歯や歯周病の治療が終了した場合は、その状態によって、歯科医院から1ヵ月後、3ヵ月後など適切な再受診の時期の提案があることと思います。その時期に合わせハガキなどを送っている歯科医院も多いですから、その時期にチェックするといいでしょう。