あなたは痛くなってから 歯医者さんに行きますか? -3-

◎自覚症状が表れる前に歯医者へGO !
 
 
 C3は、象牙質からさらに進み歯髄(歯の神経)に到達した状態です。歯の神経まで進行すると、激しく痛むことがあります。
 
 
 虫歯の末期状態であるC4は、歯の根っこだけが残り、歯茎から出ている部分が虫歯により失われた状態です。ここまで進行すると、歯の神経が死んでしまい、痛みがなくなる場合もありますし、場合によっては歯を抜かなければならなくなることもあります。
 
 
 C1の段階で治療をすれば、穴を樹脂でふさぐなど、ごく最小限の治療で済ませることができますが、C2、C3と進行度が進むにつれ、削る面積は大きくなり、治療にかかる時間・費用も大きくなってしまいます。歯がズキズキするようになってから歯医者に行けば、C3やC4まで進んでからの治療となりますから、歯の神経を取る、抜歯などを行う可能性も出てきます。
 
 
 歯は一度削ったり抜いたりすれば、完全に元通りにすることはできません。自分の歯を使い続けていくためには、自覚症状が現れる前に、定期的に歯科医のチェックを受け、虫歯の予防・早期発見につなげることが大切です。
 
 
 何といっても、治療されていない白い天然歯は健康のステータスシンボルです!
 
 
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