◎自己判断で薬の中断は絶対ダメ!
薬剤性ドライマウスになった場合、唾液腺の機能は維持されていますから、お薬の変更や服用中止ができれば回復する可能性があります。しかし、持病の治療のためにはそれが難しいことも考えられます。その場合は、お薬を服用し続けながら、歯科医院でドライマウスの治療を行うことになります。
ドライマウスの治療は保湿剤やお口を清潔に保つうがい剤の処方などとなります。そのほか、舌やお口を動かすトレーニングをしたりガムを噛んで唾液の分泌を促したり、こまめに水分を補給するのも大切です。
お薬の副作用はつらいものですが、くれぐれも自分の判断で中断はせず、処方した主治医に薬の中止や変更が可能か相談してみましょう。併せて、かかりつけの歯科医師にも相談してみてくださいね。