こんなお薬飲んでいませんか?  治療時に歯医者さんに伝えるべき薬 -4-

◎自己判断で薬の中断は絶対ダメ! 
 
 
 薬剤性ドライマウスになった場合、唾液腺の機能は維持されていますから、お薬の変更や服用中止ができれば回復する可能性があります。しかし、持病の治療のためにはそれが難しいことも考えられます。その場合は、お薬を服用し続けながら、歯科医院でドライマウスの治療を行うことになります。
 
 
 ドライマウスの治療は保湿剤やお口を清潔に保つうがい剤の処方などとなります。そのほか、舌やお口を動かすトレーニングをしたりガムを噛んで唾液の分泌を促したり、こまめに水分を補給するのも大切です。
 
 
 お薬の副作用はつらいものですが、くれぐれも自分の判断で中断はせず、処方した主治医に薬の中止や変更が可能か相談してみましょう。併せて、かかりつけの歯科医師にも相談してみてくださいね。
 
 

COLUMN
◎ドライマウス? お口のチェック
一つでも当てはまる方は、ドライマウスかもしれません。早めに専門家に相談しましょう。
 
 
・口の中が乾く
・口の中がネバネバする
・口の中がヒリヒリと痛い
・乾いた食品が食べにくい
・味覚がおかしい
・しゃべりにくい
・口臭がある
・虫歯、歯周病になりやすい
・口内炎ができやすい
・舌や唇がひび割れる
・夜間に起きて水を飲む
・義歯で傷つきやすい

 
 
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